[ベルリン 22日 ロイター] ベルリン動物園でシロクマの子ども「クヌート」を大切に育てた飼育係のトーマス・デルフラインさん(44)が死去したと地元警察が22日発表した。デルフラインさんはクヌートの母親トスカが育児を放棄したときからずっと面倒を見ていた。

濃い黒いひげをたくわえた人の良いデルフラインさんは、大勢のファンの前でクヌートと遊ぶ姿を見せたことで有名になった。
デルフラインさんは1980年から動物園で働いていた。警察の発表によると、ベルリン西部の自宅アパートで死亡しているのが見つかったが、詳しい事情は明らかにされていない。
[9月22日、ベルリン動物園のシロクマ「クヌート」飼育係が死去。写真はクヌートと遊ぶトーマス・デルフラインさん、2007年7月撮影(2008年 ロイター/Fabrizio Bensch)]
2008年9月23日世界びっくりニュースより