鳥羽水族館(三重県鳥羽市)にて7月30日、同館では初めての展示となるビーバーの専用水槽がお披露目。公開日にはその可愛い仕草で来館者の注目を集めた。

今回来館した2頭のビーバーは、7月18日にみさき公園(大阪)から来園したオスと、7月29日にマリンピア松島水族館(宮城)から来館したメスのカップル。この2頭は、森林内の川や湖に生息するアメリカンビーバー。
アメリカンビーバーは水辺に生えている木をかじり倒しダムをつくることで水中から出入りできる巣を作る。水中の生活に適しており、舵の役割をすると言われる平たく大きな尾と後ろ足の水かきが特徴。
来館した2頭はまだ若い個体とのことで現在はお見合い中。同館は今後の繁殖に期待している。
ビーバー専用につくられた展示水槽は、陸上部に木や植物を配置し、水槽の中央付近には上流と下流を分けるためダムを設置するなど、森林の中を流れる生息地の川が再現されている。
2008年8月4日
ペットウォーカー ニュースより